自分を正確に占う技術

自分を正確に占う技術

20歳の時読んだ本に「やりたいことを仕事にする」というようなことが書いてあり、それから10年程「自分は一体何がやりたいのか」と考え、様々な勉強や行動をしてきました。

もうすぐ32歳になりますが、いまだに答えは不明です。笑
以前のコラムで書いたように降ってくるものを受け取って生きるタイプの人なんでしょうね。
僕のホロスコープは右半分に星が集中しているので、やはりそのように思います。

答えがわからないので、占いを勉強し始めて5年たった今でも

日々自分のホロスコープを眺め
2年間毎週タロットを引き
毎日何回も飽きずにアストロダイスを振り続けています。
もう何千回振ったかわかりません。

例えばランチで初めて入るお店を選ぶ時にダイスを振ります。
「ここはやめたほうがいい」みたいな回答が出た時でもあえてお店に入ってみたりすると、ほとんどの場合後悔します。笑

アストロダイスはタロットに比べてマイナーだし、世界をみても僕ほどきちがいのように毎日のように占ってる人はちょっと他にはいないんじゃないでしょうか。あ、自分をです。自分以外をたくさん占ってる人は、たくさんいるでしょうね。僕は僕自身を深く理解するために占いをしています。その過程で得た知識が、他の方の役に立っています。

ところで、有名な占い師の方でもよく「自分のことは占えない」と言います。占うことと、自分を客観的に評価することは別の技術になるからです。確かに最初の頃は、占いを外したり、おかしな結果が出ることがありました。しかしそのうち今外してるのか外してないのか感覚的にわかってきます。

その時は瞑想や、呼吸法や、イメージの力を使って出来るだけフラットな精神状態に持っていくよう心がけると納得できる答えを引き出すことができますね。

自分を出来るだけ客観的に見るには、仕事や車の運転と一緒で訓練が必要です。特に感情にフォーカスするのが有効でしょう。毎日、自分が今どんな感情を感じているのか観察し、ノートに書き出し、眺めます。僕の場合は1年間毎日それを行いました。するとだんだん、例えば嫌なことがあって怒っている自分とそれをみている自分がいることに気がつき始めました。それから感情の揺れは徐々に小さくなっていったんです。

自分を客観視する訓練は・・・

①毎日、自分が今どんな感情を感じているか見る
②それをノートや、携帯に書いたり発信する

この2ステップだけ。
これには終わりというものがありません。僕も完璧な人間ではないので、まだまだぶれることもありますし、おそらくできたと思った時点からうまく自分を捉えられなくなっていくように思います。しかしある一定期間続けると、それなりに客観視を続けることができます。

これができるようになると占いが一歩、深い段階で行えるようになりますが、やはりできたと思った時点から技術が後退していくと個人的には感じます。

自分にOKを出すことはとても大切なことですが、同時にNGを出していくことで成長できるのではないでしょうか。

本当の達成はどこにもないように思います。これは僕のホロスコープの8割くらいが火の天体(牡羊座、射手座)で出来ているから思うことですね。死の間際まで、より高く、より成長したいと思いながら死んでいくホロスコープです。笑

だから僕のペンネームはリンネ(終わらない輪)なんでしょう。面白いですね。
ぜひあなたも占星術という終わりのない深い沼へ遊びに来てくださいね。

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