スピリチュアルマナー講座 vol.1 スピリチュアルカウンセラーとは?ヒーラー?本物を見極める目を養おう
- 2021.03.13
- スピリチュアルマナー

神棚と仏壇が置いてある家で育ったので、物心ついたときからずーっとスピリチュアルな世界に触れて生きてきました。これまで出来るだけこういったふわっとした世界の話はしないように心がけてきたのですが、風の時代になったしそろそろこんな話題も良いのかなと思って筆を取ってみた次第です。
ところであなたは、マナーに詳しいですか?
僕もマナーを身につけたいものだと思う今日この頃ですが、現実のマナーはさておきスピリチュアルな世界のマナーであれば多少心得がございます。
どんな世界にもマナーがあるように、この世界にもまたマナーが存在します。存在するというか、あまりにも存在しないから僕が勝手に存在させてしまうという趣旨ですね。だって知らないと危ないんですもの。というわけでスピリチュアルマナー講座、開講です。
スピリチュアルカウンセラーとは?
スピリチュアルカウンセラーという言葉を聞いたことがありますか?有名どころでいうと江原啓之さんでしょうか。最近はテレビには出ていないのかな?僕はあまりテレビをみないのでわかりませんが、本などは定期的に出版されているイメージです。
江原さんみたいに霊感とか直感とか超能力的な力を使って人々の悩みに応えたり除霊したりするのがスピリチュアルカウンセラーのお仕事になります。ヒーラーも似たような仕事です。
スピリチュアルカウンセラーの能力は大きく分けると2つになる気がします。
①霊感系
上記の江原先生みたいに、霊能力を使うタイプの方々ですね。あの世とこの世的な。イタコとか陰陽師とかそういう和風な世界観はこちらではないでしょうか。いわゆる幽霊。生き霊。妖怪。妖怪みたいな人、道を歩いてるとたくさんみかけるように思うのは僕だけでしょうか。これ冗談じゃなくて「そういう雰囲気」だと感じたらあまり近寄らない方が無難です。
②超能力系
こちらは外人由来の世界観。サイコメトラーとかチャネラーとか。チャネラーを日本語でいうとITAKOになるような気がしないでもありません。なんだけど、育った環境が違うのか、降ろすものが違うからか日本のイタコの人たちのイメージと有名なバシャールさんをチャネリングしているダリル・アンカ氏を並べると全然雰囲気違いますね。
どっちも一緒
霊能も超能力も、和風なのか洋風なのかの違いくらいで原理は同じです。占星術の起源がメソポタミアあたりにあって、その知識が西を通ったら西洋占星術になり、東を通ったら東洋の占星術になった、みたいなのと近いですね。それでも違う文化圏で育った知識はその文化圏の価値観や思想に染まるのでその意味では別物とも言えます。
スピリチュアルに触れるときの注意点
なにぶん、肉眼には捉えられない世界の話なのでスピリチュアルカウンセラーの人に「あなたには悪霊がついている」と言われると「そうなのかしら?」と思うしかありません。士業みたいに国家資格があるわけでもないので(あればいいというわけではないが)この世界の人たちは玉石混交。悪霊といってる本人が悪霊みたいだった、ということは本当によくあります。
別に悪くいいたいわけではありません。素敵な人もたくさんいました。ただ見極めが肝心だということですね。
スピリチュアルカウンセラーの見極め方
顔をみればわかる
容姿の良し悪しの話でありません。でも、顔を見れば結構わかるのです。人間には退化したとはいえ第六感がありますから、第一印象で判断ができます。
狐とか爬虫類ぽいのは要注意。個人的には清潔感、大切です。人間中身だとか外見だとかって昔からよく議論されていますが、基本的には内面が外面を作り出していく部分も大きいので外見をみると中身もある程度読むことができます。なので顔の印象は重要です。落ち着いている、元気が伝わる、白目が綺麗あたりはポイントです。顔が暗いのもよくない。
肌で感じる
特に女性の場合は感覚がもともと鋭いので、冷静になりさえすれば見抜けるでしょう。なんだか気持ち悪い、居心地が悪い、悪寒がする、などなど。肌感覚で嫌な感じがしたらその感覚に従いましょう。逆にこの人はいい雰囲気がする、居心地が良いと感じるならOKです。思考を挟む前の直感を使いましょう。
聞けばわかる
その人達の発信しているブログやYouTubeなどがあれば確認してみましょう。いいことしか言わない人、やたら前向きな(イケイケな)人、ふわふわした、現実感が乏しい発言が多い人、そういう場合はいったん引いて冷静に判断しましょう。その意味ではリンネもいいことばかり言うので気をつけましょう。笑
地に足がついているか?
スピリチュアルな能力は見えない世界とつながるために、現実感が乏しくなるケースが多々あり、それはすぐにわかります。穏やかさがなかったり、やたらポジティブだったり、貧乏だったり。別に貧乏やポジティブが悪いと言う意味ではありません。我々は地球という3次元の世界に普段生活していますから、そこから外れすぎるとバランスを崩すのです。バランスを崩している人のアドバイスが参考になるのかどうか。
押し付けがましくないか?
これもよく聞く&よくあるケース。人の役に立ちたい気持ちが度を過ぎて「あなたの役に立ちたい!あなたを癒したいの!」とやたら押し付けがましい場合も注意しましょう。多くの場合本人が癒されていないために起こるエゴであり、重たいエネルギーになりがちです。こういうタイプの人は、例えば身体に手をおかれたときに、体重をのせてきたりします。重い。前のめり過ぎる感じがしないかチェックしてみましょう。
健康かどうか?
健全な魂は健全な肉体に宿る、とは昔の言葉ですが不健康な人はやはり不健全なリーディングになりやすいようです。体調が悪いとネガティブな方面に引っ張られやすくなってしまうということもあるので、自他共に気をつけておきたいところですね。適度な運動、栄養のある食事、当たり前のことをやれているかどうか。仙人のクラスになると何も食べずに長く生きている人もいますが、そもそも出会うのが難しい人たちです。
何が大切なのかというと
案外普通、ということではないでしょうか。すごい人程、すごくない感じがするもので、その辺のおじちゃんおばちゃんのような雰囲気だったりします。むしろすごそうなオーラが出まくりの人はそういうエゴや支配的な力が働いているのかもしれません。こちらもできるだけフラットな目線で関わっていきたいものです。
本物はどこにもいない
本物というと一体何が本物なのか?と思ってしまいますが、スピリチュアルな世界観では「すべてのものがひとつ」なので本来は本物も偽物もないということになります。あなたが本物だと思えば本物になり、偽物だと思えば偽物になるというようなことです。
偽物に出会ったからといって悪いということもありません。そこで学びや気づきを得ることもあるでしょう。もし何かしらの学びをその相手から得られたならば、本物と言えるのかもしれませんね。良いか悪いかにとらわれず、できるだけフラットな視点から日々過ごしたいですね。