【精霊の守り人】家族以外の家族はいますか?【蟹座と家】
- 2019.10.13
- コラム
初めて小説を読んだのは、小学2年生の頃でした。
「海賊ぽけっと」っていう児童小説ですね。
以来20年、小説、映画、ゲーム、アニメ、漫画、ドラマ、音楽…
表現方法にこだわらず、様々な形で物語を読み続けています。
20年といえば、最近読んだ上橋菜穂子さんの守り人シリーズ。
これは1996年〜2007年まで連載され、一作目の精霊の守り人は綾瀬はるか主演でドラマにもなりました。
守り人シリーズの世界観って、かなりスピリチュアルなんですね。
現世のサグ、サグと重なって存在する見えない精霊の世界ナユグ。
呪術師たちはナユグを見ることができ、また天文学と占星学が等しくあった時代の占い師のような、星読博士たちというのも出てきます。こういう不思議な世界、ファンタジーが好きな人にはオススメの作品ですね。
守り人シリーズは児童文学なんですが、個人的にはかなり大人向けの内容。
物語の面白いところは子供の頃読んだ時と、大人になって読んだ時に感想が随分変わってくること。
ところで、今読んでる夢の守り人の中に
「血を分けておらずとも、魂が繋がっておれば、息子だ」
というセリフが出てきます。
あ〜、これはすごくよくわかるなぁと。
あなたには本当の家族ではなくとも
まるで家族のように思える人はいますか?
僕は何人かいます。
魂という言葉にすると難しくなってしまう気がしますが
家族じゃないけど家族みたい相手のことであるなら、理解することができそうです。
それに家族であっても
・夫婦なんだけど、なんだか娘のように感じる
・親なんだけど、妹のように感じる
そんな風に感じることもあるでしょう。
魂やら前世やらなのか僕には詳しくはわかりませんが
わからないものはわからないまま受け入れておく
ことも時に大切なんじゃないかと思います。
言葉は、とても限定的なものです。
言葉にできない感覚を大切にしたいですね。
占星術で言えば、家や家族は蟹座が表すと言います。
ただ、その人の価値観や立場によってその「家」が何か変わってくる。
お母さんにとっては、家族かもしれないし
天皇であれば、日本かもしれないし
国連職員であれば、世界かもしれません。
占星術を捉える時は出来るだけ柔軟な思考と
同時に目の前の人にあった具体的な言葉に落とすこと
この両方の技術が必要かなと思います。
言葉にできないといえば↓
しかし日本語がうまい。笑