本は心の旅路、有隣堂のキャッチコピーが素晴らしい

本は心の旅路、有隣堂のキャッチコピーが素晴らしい

本は心の旅路、いいキャッチコピーだ。
有隣堂という書店のカバーに書いてある。

この間ふと映画がみたくなって、ゲオに立ち寄ってみた。
マイ・ブックショップという映画を借りてみた。
スコット・フィッツジェラルドが原作の映画で、戦争未亡人の女性が小さい書店をオープンさせる話だ。

天気予報は曇りだったのに急に大雨になって結構濡れたけど
それは通り雨で、軒下で雨宿りしているうちに日が差してきた

そんな気持ちになる映画だった。
なかなか悪くない映画なので、機会があればぜひ手に取ってみてください。

本と音楽と占いが僕のアイデンティティなんだけど
これらを一言でまとめると「物語」というキーワードがしっくりくる。

本も音楽も占いも、一言で言えば物語なのだ。
古代の伝承は歌で伝えられたりするし
占星術も、個人の物語を語る作業になる。

こんな風にいくつかの具体的なものを並べて見ると、より上位の概念が見えてくる。
自分で自分のことを表現するのは変な感じだけど、ストーリーテラーとか吟遊詩人みたいなものが自分のルーツであり、アイデンティティであることがわかる。

わかりやすいように自己紹介では「占い師です」と言ったりするけど、実は自分のことを占い師だとは思っていなかったりする。

じゃあなんなのかというと「一応人です」みたいな感じ。笑

話を戻すと、路について。
ラディマガでアンケートを取ってみたときも感じたけれど

「何をしていいのかわからない」

という声が少なからず現代にはあるようだ。
それは大きくいうと今後の人生のことであり、具体的には仕事や恋愛や結婚や健康のことになる。

確かに、ホロスコープでいえば海王星が出生図の星に絡んでたりすると何をしたいのかわからなくなる。迷子になる。僕自身も上京した2013年から2017年までの約5年間くらいは迷子の時期だった。専門用語では海王星も絡んだ柔軟宮のグランドクロスという状態だ。

こんな星の状況では明確な指針なんて決められるわけもなくお手上げだったが、この時期に得た経験は今も、これからも活かせる得難い経験となった。占星術もこの時期に学んだ。

「何をしていいのかわからない」時でも、何かはやってるだろうし、その中で体験した経験が思いもしない時に役立ったりする。とにかく頭の中でどう考えていようと、常に心は路を歩いているということだ。言い換えれば無意識が勝手に歩いているということだ。

その無意識の心の旅を、ホロスコープなら見ることができるように思いますね。
とても有用な技術のひとつだと思います。

そして読書も、自分以外の人生の経験を経験できる素晴らしい技術のひとつですね。

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