月と冥王星が合の相性(コンジャンクション 0度 シナストリー)

月と冥王星が合の相性(コンジャンクション 0度 シナストリー)

ホロスコープの勉強を初めて以来というもの、本当にたくさんのWebサイトの情報にお世話になってきた。

3ハウス蠍座冥王星の自分としては、ブラックホールのように際限なく気になる情報を集めようとする傾向があり何万回Googleサーフィンしたかわからない。

比較的開かれた学問である西洋占星術の世界なのだが、いくら調べてもたいした情報が出てこないという場合がある。この一連の記事では、僕が気になるが情報が少ない占星術の星の配置について記していく。

今回はこれだ。

月と冥王星が合(コンジャンクション)の相性について。
この記事群は占星術師向けに書いていくのでビギナー向けではないから専門用語がバンバン出てくるのご容赦くださいませ。

月と冥王星が合の相性について

月は心、感情を表し、冥王星は極限状態、死と再生、原子力なんかを表す。
合(コンジャンクション)というのは天体同士のセックスと言われているが、この2つの天体が誤差ほとんどない状態で結合しているという意味だ。

個人的な冥王星のイメージはブラックホールだ。
際限なくなんでも吸い込むし、近づくと時間が歪んで遅くなる。
距離が全く縮んでないように感じる、そんなイメージ。

僕の月と相手の冥王星がコンジャンクションした際には本当に

「寝ても冷めても君のことが頭から離れない」

という状態になってしまった。ましては蠍座で起こったことだ。占星術に詳しい方であればどうなるかは想像に難くない。また月側にとって、冥王星側の異性は理想そのものだ。

「好きなアイドルがテレビから出てきた」

くらいの衝撃だろう。
ものすごい引力と重力で逃れられないのだ。
また冥王星側は無意識に月側を支配、コントロール下におこうとすると考察しているサイトがあったがまさにそうだ。間違いではない。

もちろん他のアスペクトにもよるが、その状態をわかっていても好んで離れることができない。月なんかの軽いパワーでは到底かなわないし、一度捕まるとどうしようもない。

冥王星とライツや他の天体のアスペクトは、その天体の資質を限界まで引き出すことになる。まさに死と再生であり、耐えられなければ本当に大きなダメージを受ける。

次回の記事で書くけれど、コロナウィルスが発生した2020年4月からわずか半年の間に僕の太陽に90度(スクエア)になる冥王星を持つ異性が3人立て続けに現れ、ひとり、ひとりに僕はまるで真横から巨大なハンマーでホームランのごとく打ち上げられた。

いわゆる、人生を変えられたと感じる相性というやつだ。

月と冥王星が合になる相手はまだ一人しか会っていないが、プライベート面を司る月が持っていかれるので仕事している時以外は寝ても冷めても、だ。(その人の冥王星は僕の太陽に90度でもあるので、仕事中もだめだった)

とにかく冥王星と個人天体がハードアスペクトするとどんな教科書にも書いてある通り深刻な状態を経験することになる。ソフトアスペクトであればその限りではないと思うが、人生ハードモードを選んでいるのか僕自身はまだ未体験だ。

さて、この月と冥王星のコンジャンクションどうしたものか?

答えはひとつしかない。

「世の中にインパクト与えること」

冥王星がらみのアスペクト・エネルギーを健全に取り扱うにはこれしかないと思われる。個人を超えたレベルでの活動にこのシナストリーで発生したエネルギーを使うのだ。

このようにして僕は日々このアスペクトによる中毒症状をあらゆる手で克服しようと研鑽を積みつつ、このエネルギーを扱える日を待っている。

というわけで月と冥王星のコンジャンクション体験でした。恐らくだけど、このアスペクトは両者共に離れがたい関係性になっているんだろうなと思う。

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