上司と合わない？好き嫌い？部下と合わない？月星座で読み解く人事課題その②信頼関係を築くヒント
- 2021.03.23
- マネジメント占星術
ちょっと気になって2019年の日本の労働環境についてのデータをみて見ました。医療者の採用担当をやっていたことがあるので一応基本的な労働基準みたいなものは把握しているのですが、こうして数字で俯瞰してみるとまた見えてくるものがありますね。
厚生労働省の集めたデータが正しいのかどうかは置いといて、まとめるとこんな感じです。
（全体の就業者数が書いてありませんでしたが、総務省の統計に寄れば2019年12月は6737万人）
①週60時間以上働いている人397万人
労働基準法の法定労働時間は週40時間、過労死ラインは月80時間の時間外労働
過労死ラインが月80の時間外労働だから週60時間勤務だと時間外20時間なので、月80時間に達します。日本では397万人が過労死の危機。これは労働人口の6.9%とのこと。
②仕事や職業生活に強い不安やストレスを感じる
ここ10年間はほとんどストレス値は変わってないとのこと。主に仕事の質や量の悩みが大半を占めている。2002年前後の方が高かった。
③職場でのいじめ、嫌がらせに関する相談件数
15年間程見事にずっと右肩上がりの成長82000件台。
④仕事を理由に自殺する人2018人
年々減少傾向にあります。
⑤過労死した人158人
特に建設業界の人に精神疾患が多い。
こうして数字でみると、常に皆感じ続けている仕事上での強い不安やストレス、年々増え続ける嫌がらせ相談件数が根っこ、ということになるのでしょうか。別データですが、精神疾患による労災認定も増え続けていました。ちなみにアメリカでは5人に1人が精神疾患を経験、25人に1人が重度の精神疾患ということなので、アメリカは6500万人くらいが精神疾患経験者のようです。
誰かが今は心の時代であると言っていたのを聞いたことがありますが、確かにそうなのかもしれません。ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、心の時代です。
しかし心とは一体なんなんでしょうね。辞典には
人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう
と書いてあります。
うーむ。理性、知識、感情、意思のもと。
よくわかりません。笑
理論的にもスピリチュアル的にも僕には心が何なのかはわかりませんが、ともかくそういうものが存在するらしい。そしてたくさんの人を見たり、接したり、心理学や占星術を通じて「人はこう動くだろう」みたいなことは経験的に理解することができます。
その経験値と、先人たちの知恵の結晶である占星術とを組み合わせて少しでも目の前の人を受け入れ、ストレスケアできたらなといつも思います。占星術は決して
「あなたはこのタイプです」
と、単に決めつけるものではありませんが、それが全くの的外れでないなら自分を客観的に知るための一つの指針になるでしょう。それをきっかけに試行錯誤し、対話し、共感し、励まし、自分を、時には目の前の人を導く灯台のような使い方ができるのではないでしょうか。
今日は流行りの月星座を使って12″月”星座別に信頼関係の築き方と、付き合い方の傾向について考えてみましょう。月はあなたの感情表現や、どうしたら安らぐのかを示している一方で、月の引力にとらわれた時、あなたの叶わぬ憧れによって失望感を味わうことになります。乙女座の満月という今日、月との付き合い方、なだめ方を学びましょう
月星座の確認方法
月星座を出すには、以下の無料のホロスコープ作成サイトを使います。
シンプルなサイトなので使い方は簡単です。
あなたか、あなたが知りたい相手の生年月日、生まれた時間、生まれた場所（病院があった都道府県）を入力して作成します。生まれた時間はなくても月星座は出せますが、あるとより正確です。
星座の記号に明るい方はすぐに月星座がわかりますね。初めての方はホロスコープ作成後、ホロスコープ下にある
このホロスコープの詳細>>
こちらをクリックしてください。
ページ左下に各天体がどこの星座にあるか書いてあるので、あなたの月星座を確認しましょう。
※リンネの月星座論は基本を踏まえた上で、日本の占星術界で黎明期からご活躍されてるマドモアゼル愛先生に教わった革新的な月星座論を元にしているので、雑誌やウェブにある月星座占いとは少し厳しいと感じることも書いてあると思いますが、ご参考になればと思います。
月星座別 信頼関係の築き方と傾向
牡羊座の月
牡羊座は新しいもの好きで、恐れず果敢に世界に挑むチャレンジャー。
長くひとつのことを続けるのが苦手。常に「いま」に生きていたいと思う人たちです。「この人昨日と言ってることが全然違う」なんて感じるときはこの月が発揮されているのかも。
牡羊座の月の人たちを信頼関係を築くには、常に彼らがワクワクして刺激的だと感じられるようにモチベートすることです。
体が新陳代謝を必要とするように、この人たちにも変化が必要なのです。
ゲームなど競争性があるもので一緒に遊ぶと仲良くなりやすいでしょう。
牡羊座の月は、行動力があるようで意外に意気地なしな一面があったり、素直になれず感情をうちに抱えてしまうこともあるでしょう。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
牡牛座の月
牡牛座は優れた審美眼を持つコレクターです。衣食住やお金など現実的なものを優先する傾向があり、マイペースで我がままという子供のような一面もあるでしょう。「人の話を全然聞かないな」と思うときはこの月が発揮されているのかもしれません。
牡牛座の月の人たちと信頼関係を作る場合、まずはランチに誘って一緒にご飯を食べるのが良いでしょう。出来るだけ美味しいお店の方が良いですね。
牛、という名前が示す通りゆっくり一つずつ噛み締めながら咀嚼している人々ですから急かさず、話を聞いてあげること。太陽が牡牛座であれば美味しいものには本当に目がありませんが、月はイミテーション（模造品）なので、そこまで高級店にいく必要はありません。そこそこで。
牡牛座の月は真の審美眼を持っておらず、下手な買い物をしてしまうことも。そして投資すべき時には上手くできなかったりします。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
双子座の月
子供は風の子、と良く言われるように心はいつも好奇心に満ち溢れています。日々のニュースや雑誌、Yotubeや漫画などライトで新鮮な情報を常に集めて楽しむ情報通です。考え方も柔軟で、素直なところがGood。
双子座はコミュニケーションと知性を示す星座ですから、時々話しかけて最近のニュースやら天気やら、新しいコンビニスイーツやら、身近な情報交換をしておくと良い関係を築けるでしょう。お菓子の交換は良い手のひとつですね。
少し神経症的なところがあるので、すぐ怒ったりするのですが激怒！ではなくてちょっとプンプンしてるぞくらいのイメージで捉えておくと◎
こちらもあまり構えることなく、うんうんと話を聞いてあげると割と早く落ち着きます。
柔軟で知性的でありたいと思う双子座の月ですが、本当の意味での柔軟性や思考力には欠けるところがあります。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
蟹座の月
蟹座は母性。身内に優しいおっかさん的な性質を持つ星座です。
身内だと思った人には心を開いて色々と面倒を見ようとしてくれますが、甲羅やハサミを持つ蟹座さんは身内以外には結構キツイことを言ったり、この人たちの話や気持ちに共感しなければなかなか打ち解けてくれません。
蟹座の月の人たちと信頼関係を築く場合、一足飛びで仲良くなろうとせず日々少しずつコミュニケーションを取り、気持ちを汲み取っていく中でだんだん殻を開き、話をしてくれるようになるでしょう。
また、良き母親でありたいと思う蟹座の月ですが残念ながらそこまで母親的な能力には恵まれていないのが現実。面倒も中途半端にしか見ることができませんから、無理に自分を繕わず、本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
獅子座の月
獅子座は人体でいうと「心臓」に関連していて、生命力と創造性に溢れた星座です。無邪気な子供のような心を持っており、楽しむこと、楽しませることが大好きです。
獅子座の月の人たちと信頼関係を築く場合、まず頭ごなしに相手を否定するのは避けた方が良いでしょう。子供を育てる時のように相手のプライドや考え方を受け入れ、肯定ベースでコミュニケーションを取るのがおすすめ。
信頼関係ができていない上司などには形式上頭を下げたり、謝ることがありますが心から折れることはありません。
獅子座の月は目立ちたい、成功したい、皆を喜ばせたいと考えますが実際に人前に出ると足がすくんだり不安を感じたり、そもそも人前に出ることも難しいという場合があります。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
乙女座の月
乙女座は真面目で勤勉で、仕事が好きな働き者です。
乙女座の人たちにかかれば雑多な仕事を効率的にまとめ、改善し、安全な状態を作り上げることができます。
乙女座の月の人たちを信頼関係を築くには、時に視野が狭くなったり、細かいことにこだわりすぎてしまったり、ヒステリックになってしまう面を否定せず、受け入れることが大切です。
安定した日常を大事にしますから、効果的なのは毎日挨拶して仕事の状況をよく共有し、地道なコミュニケーションを重ねることです。たまに安いチョコレートなどで構わないので小さなプレゼントをすると喜んでくれます。
乙女座の月は綺麗好きで完璧でありたいと思う反面、掃除が全然できなかったり必ずどこかで凡ミスをしたりすることがありますが、そんな時は必要以上に落ち込まず本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
天秤座の月
天秤座は調和とバランスを司る星座。世の中の流れに敏感で、メイクやファッション、芸能ニュースなどの情報を集めて洗練された自分を目指します。
天秤座の月の人たちと信頼関係を築くには、周りの誰よりも周囲の人間関係やそのパワーバランスを観察していることを褒めたり、そんな状態をなんとか取り持とうと陰ながら努力していることを認めてあげることです。
また金星とゆかりある星座なので、話題のレストランに行って職場の状況や最近ハマってるものなんかの話をすると良いでしょう。
天秤座の月は調和を愛しているものの、彼らの周囲はいつも荒れた状況だったりします。観察して、仲裁するものの良い結果になることは少ないでしょう。バランスを取るのではなく、本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
蠍座の月
蠍座は我慢強く、多くの知恵を持ち、本能的に甘え上手な星座です。
周りの人が助けてあげたくなるオーラを放っているんですね。
蠍座の月の人たちと信頼関係を築くにはプライベートを共にすることです。もしお酒が飲めるなら静かな個室、飲めないなら静かなカフェやレストランの個室。仕切られた空間に行くと彼らはリラックスできるのです。
一度信頼関係を築けば基本的にはあなたに正直な気持ちを語ってくれるでしょう。
蠍座の月は真の我慢強さ持っていません。そのため相手と心中するくらいに関わり、燃え上がるにも関わらず急に匙を投げることもしばしば。そして受け取り下手。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
射手座の月
射手座は独自の人生哲学を持ち、博学で行動的な楽天家です。
目標を決めたら矢のように一直線に向かっていく勇気ある星座です。
射手座の月の人たちと信頼関係を築くには、とにかく語り合うことでしょう。一緒にスポーツやゲームに興じるのも有効な方法です。共に楽しみ、語らい、お酒を飲めばすぐに仲良くなることができるでしょう。アジアンテイストのレストランなど異国情緒溢れる開放的な空間だとリラックスしてもらうことができます。
射手座の月の人が持つ人生哲学は意外と底が浅いものであったり、楽天家かと思いきや結構ネガティブで落ち込んだりしています。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
山羊座の月
山羊座は野心に溢れ、現実的な世界で実績を出す優れた仕事人です。
リスクヘッジが得意なので組織では重宝されるでしょう。
山羊座の月の人たちと信頼関係を築くにはまず、自分の地頭の良さを鍛える必要があります。彼らは頭の悪い人を嫌う傾向にあるため、会話のテンポ、語彙力の豊富さ、知性の高さ、経済力…そういうステータスを元に対話をしてみましょう。またレトロ喫茶や昔ながらの居酒屋などに行くとリラックスして話をすることができます。
山羊座の月はある程度の実績を出すものの、真の目標達成志向ではないため途中で挫折するか、飽きて他のことを始める場合があります。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
水瓶座の月
水瓶座はもっとも個性的であり、エキセントリックとか、変人とか、宇宙人と呼ばれることがあります。基本的には友愛精神に溢れ、独特な考え方を持つ人々です。
水瓶座の月の人たちと信頼関係を築くには、敬語やマナーなど気にしすぎることなくフラットな友人のように接することです。ただ彼らは人と一定の距離を取っておきという気持ちがあるので、無理に踏み込む必要はありません。変わったお店や個人経営の小さいお店で話すと打ち解けます。
水瓶座の月は天才でありたいと思い挫折する傾向があるので、そんな気持ちを汲んであげて下さい。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
魚座の月
魚座は愛情に溢れ、どんな場合でも人のために自分を投げ出すような精神性の高さや優れた直感力を兼ね備えた星座です。
魚座の月の人たちと信頼関係を築くには、受容性が強すぎて人や状況に流されがちになる優柔不断な部分を認め、受け入れるところからでしょう。
気分によってメンタルが変動しやすいので、よく話を聞いてあげて下さい。
魚座の月は、最後まで相手のために行動できず、不安になると優しさに見せた自己保身に走ることも。そして多少の直感力やスピリチュアルな感性を持つものの、それは当てにならず右往左往することも。本当の才能である太陽の星座の資質を伸ばすよう導いてあげましょう。
終わりに
以上、12″月”星座別 信頼関係の築き方と傾向でした。
ここに書いてあることはあくまで参考程度としてくださいね。
太陽や月、金星や火星などの星座がそれぞれ結びついて複雑な体系を作り出しているのが、人。これを前提にしておけば、今回の記事で書いた「星のパーツ」だけを見ても上手く活かすことができるのではないでしょうか。
