Radical Magazine vol.83 蟹座新月号 2021年7月10日
- 2021.07.11
- Radical Magazine
Radical Magazine vol.83
変化を生き抜く星の知恵
遠雷が聞こえる。天を震わせるような轟音。
古代の人たちが神の怒りだと感じたのも無理はないだろうと思うような音だ。
そんなわけで、関東の梅雨も佳境に入ってまいましたが調子はいかがでしょうか?
うちのベランダにひっそりと置いてあるローズマリーの鉢もこの雨に負けることなく逆に成長していました。植物って強いんだなぁと思いつつ。
あ、今日の定期コラムずれずれ草では「前世のこと」が書いているので僕も楽しみです!僕も原稿が届いてから初めて読むんです。
それではラディマガ83号、スタートです!
新月のメッセージ
全体運
今回の新月は蟹座で起こりました。
蟹座のキーワードは「優しさ、家族、家、集団、真似、守る、感じる」などです。
こういったことで何か新しいことがはじまっていくのかもしれませんね。
新月のサビアンシンボル
結婚の儀を執り行う司祭
A priest performing a marriage ceremony.
蟹座は母性の象徴ですが、この度の新月の星の配置では父性という対極のエネルギーを取り込んで融合させていくという流れになっています。
結婚といえば祝福、契約、責任、社会といったキーワードが思い当たりますね。男女間や家族に関する運気が強いのですが、お仕事面での契約や責任といった面でも作用するでしょう。
これまで障害だと思っていたことがびっくりするほど上手くいったり、優しく受け止めることができたり、個人の力ではない、目には見えない力が働いていると感じることになるかもしれません。
力を抜いて流れに身を任せよう。
身内の力を借りるのもよし。
新月のお願い事
★ルール
・ゆったり、リラックスする
・紙にペンで書く
・お願い事は2個〜10個以内
・必ず「しました」のような完了形で書く
・他人は変えられないので自分の変化を書く
・7月11日~7月12日の20時までに行いましょう
★オススメの願い事
・結婚やお付き合いできること
・仕事の新規契約
・不要な縁が切れる
仕事運
仕事上で契約書を交わす時は事前の打ち合わせをもれなく行い、しっかり文面に目を通してから契約を行いましょう。
「目が曇りやすい」
というエネルギーが働いているのでこれは騙される、裏切られるといったネガティブな力を持っています。逆に作家やクリエイターなどフィクションを舞台にする方々には良い恩恵をもたらすでしょう。その他の職業でも「嘘も方便」という形で使うならOK。
その一方で仕事で大きな成果を出せる可能性もあります。昇進や昇給につながるような活躍ができるように意図して行動してみましょう。夢を持って仕事に打ち込むこと。
恋愛運
愛が試されるとき。2人の気持ちは通じ合っているはず。しかし最後の一歩が踏み出せない、そんな風に感じる人たちもいるでしょう。前に進むということは、恋愛はもっとも自分をさらけだすことが求められるイベント。それでも勇気を出して前に進むことができればあなたは大きな成長と恵みを得ることになるでしょう。
特に同じコミュニティ内で恋愛をしている方々には適応されやすいです。転職や引っ越しなど「離れる」ことで痛みや辛さと共に、良きものも得るという。
12step fortune
※前回はお休みしたので、今回は未来予測のみ
★牡羊座
牡羊座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「open your heart」
心を開いて、できるだけ周りの人たちに愛情を贈ろう。決して焦ることなく、急ぎすぎることなく、あなたの周りにいる人、あなたを取り巻いている状況をしっかりと見定めながら。
そうしているうちに、不思議と力が湧いてきて、良い運気の流れに入っていくでしょう。
★牡牛座
牡牛座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「open mind」
あなたはもしかしたら自分の気持ちや心を言葉にするのが難しいと感じているのかもしれません。上手くできなくても構いません。それでもあなたの気持ちを表現することにチャレンジしてみてください。相手はちゃんと耳を傾けて、あなたの本心を捉えてくれるでしょう。
★双子座
双子座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「past life」
過去世から繋がりのある男女関係がテーマになるでしょう。あるいは今世でも「過去のつながり」が課題になります。ピンとくる相手はいますか?もしいるなら、その人とのイベントが起こるかもしれません。また出会わなかったとしても、あなたはそれについて考え、自分なりの結果を得るでしょう。
★蟹座
蟹座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Career」
この2週間は特にお金と仕事といった面が課題になるでしょう。さて、今後どうしていこうか。この仕事でいいのか、この収入でいいのか、貯蓄とか投資をはじめたら良いのか。あなたの今後のキャリアについてじっくりと考えてみることをお勧めします。あなたにとって良い人生を生きるために必要なお金と仕事とは?
★獅子座
獅子座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Wait timing」
今何か始めようとしているなら、もう少しベストなタイミングがやってくるのを待つべき時なのかもしれません。焦りは禁物です。はやる気持ちはありませんか?あなたの内面を、内観を通して知り、そうすればタイミングを見極めることができるでしょう。
★乙女座
乙女座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Retreat」
2人でも1人でも、忙しい日常から離れる時間を持ってみてはいかがでしょうか。自然の中へ遊びにいくなど世間から隔絶された時間を持つことであなたの心と体を癒し、夏に備えましょう。ここで鋭気を養っておくと下半期良い成果を出すことにつながっていきます。
★天秤座
天秤座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Commitment」
ひとつのことに集中するときのようです。ひとつのことに集中すると聞いて思い当たることはありますか?あれば、それについて集中してみましょう。なければ探してみましょう。この2週間は「集中」が大切になります。
★蠍座
蠍座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Abandance」
日々を、休日をエンジョイしましょう。あなたが男性であれ女性であれ「女性性」が喜びことをするのがおすすめです。美容、食事、小旅行。こんな時代でもできることはあるはずです。あなたの心が喜ぶことを取り入れること。
★射手座
射手座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Wedding」
一部のカップルの方々はこの2週間の間に結婚したり婚約したり、シングルの方も結ばれるといったイベントが起こるでしょう。蟹座の新月は「家族を作る」きっかけという運命を運んでくれます。仕事面であっても同様に結ばれやすいとき。あなたが頑張りたいことを優先してみて。
★山羊座
山羊座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「New love」
家庭や仕事、どちらかの面で新しい展開がはじまるときです。新規顧客が増えるとか、カップルはこれまで以上にロマンスを感じられるとか、この2週間はそういった流れの中に突入するようです。積極的に自分でもそういう流れに飛び込んでいくいく気持ちを持つとよし。
★水瓶座
水瓶座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Positive thinking」
明るく前向きに考えること、それがダイレクトに良い運命を引き寄せることにつながる時です。いつでもポジティブであることが良いわけではありませんが、特にいまは大切だということです。良い未来を信じましょう。いまが実はとても幸せなのだと感じてみましょう。
★魚座
魚座のあなたへ。
新月から始まる新たな物語のテーマは「Spritual」
スピリチュアルといってもいろんなイメージがあるかと思いますが、この2週間は目には見えない力をとても感じることになるようです。不思議なご縁、出来事、恩恵、そしてあなたは自信を身につける様子。2週間後はこれまでのような不安は消えていることでしょう。
ずれずれ草
第四回 「前世或いは過去世のこと」
第四回は、「前世或いは過去世」を主題として語っていこうと思う。こう言った段階で、輪廻転生有りき、肯定するという姿勢で進めるわけだが、というか、ずれずれ草は、最初から見えないものを全肯定する精神で、書かれている。従って否定する人にとっては、全く持って読むに値しないものになる。だが、私は書くのだ。コペルニクスやガリレオのように、地球が回ると言ったら、回るんだ!的に書くのだ。と力んだところで、第四回開始。
過去世の定義
「過去世」という言葉より、「前世」のほうが良く聞く言葉ではないだろうか。前世は過去世の一部、現在のあなたの直前の世ということだ。まあ、そういう理由は、「君の名は」の主題歌、「前前前世」。これでやってしまうと、5代前なら「前前前前前世」ということになるわけで、これはちょっと苦しい。であるからして、前世より以前を一括りで「過去世」。さて、あなたの「過去世」は、どんな人物だったのだろうか。男性だったのか女性だったのか、或は何時の時代に、どこの国で生活を営んでいたのか、どんな職業についていたのだろうか等々。過去世や前世をテーマにした動画が、ネット上に、結構な数が上がっている。その中に以前、テレビ放映されたものがあった。それは、米国のある少年の話だった。結論を言ってしまうと、少年は第二次世界大戦時の戦闘機のパイロットだったというものである。当時の戦友の名を人形につけたり、絵筆を持たせれば、空中戦などの戦闘シーンを描いたりしたようだ。普通は生まれ出ずる時点で、前世の記憶を失う仕組みになっていると言われる。しかし、イレギュラーは生じるものだ。そう、過去世の記憶を持ったままで、この世に転生してくる人々がいるということだ。地球上の過去の記憶もさることながら、中には他の銀河から、或はまた、未来から転生してきたという人もいるようだ。今回、取り上げるのは、他銀河、未来という要素は、大きくなりすぎるし、情報が足りなすぎるので、外すことにした。過去世の記憶を持ったまま、転生した最も著名な人物として、私としてはダライ・ラマを第一に挙げる。現ダライ・ラマは14世。先代が亡くなると、関係者はチベット国内を探し回り、その時に生まれた子供に対してダライ・ラマの特徴を見つけ出し、ある一定の期間を経て、様々な質問を行い、ダライ・ラマの転生を認める。システム化されているのだ。
今回のテーマ「過去世」では、先の二つの例のような、明確さを求めるのではなく、自分は何故、こんなことに惹かれるのだ、あるいは何故、このような、性質、性格を持つのかというような、フワッとしたものでもいいじゃないか的に、それを自分自身が「過去世」だと思えればと、そういったニュアンスで行きたいと思っている。それは、過去世についての明確な記憶を持ったまま、大人になっても維持しているというのは、それほど多くはないと思われるからだ。というのも件の動画に似たケースを見ると、言葉を話し出す頃、年齢にして3歳くらいから、自分の前世について語りだすらしい。ただ、大体は10歳以前で語るのをやめるようなのだ。なんだかこれは、純粋無垢な子供の頃には見えていたもの、霊や妖精、妖怪(トトロだとか?)が成長するにしたがって見えなくなっていく、これに近い感じがする。見えていた者たちが四次元系とすれば、成長する過程で徐々に三次元になじんでいくために、見えなくなっていくのかもしれない。動画に代表される例から亡くなって後、100年程度で転生なので、私も曖昧ながら、そのようなスパンで生まれ変わるのかと思っていたら、4年やら9年やら、亡くなって10年以内で、転生する例もあるようなのだ。これは、洋の東西を問わないようである。考えてみれば、三次元上の時間が、100年だろうと、時空間に制限はないとされる四次元なら、有りだな、と思ったのだがここで、ちょっと別な例を挙げてみよう。
生まれ変わりの村とバシャール
森田健氏の「生まれ変わりの村」をご存知だろうか。これは中国のある村での、前世の記憶を持っている、たくさんの人々の話、しかも1年足らずでの転生もあるのだ。全部で4巻だと思ったが、残念ながら私も全てを読んだわけではない。確かドキュメンタリーとしても放映されたし、映画にもなっていた。映画は、日本のものなので、現地取材のドキュメンタリーとは違い、その転生のシステムを描いている。この生まれ変わりの村の人は、前述の欧米の例とは異なり、大人になっても、その記憶を薄れゆくことなく維持していて、ある人達は、その記憶に悲しみを抱いている。前世の記憶を維持するために、「スープ」なるものを飲むか、飲まないかの選択があるようで、飲めばその記憶を維持できないということだが、一方で、選べないという意見もあるようだ。この「スープ」は、中国、台湾にその伝説はあるとのことだが、欧米諸国ではどうなのだろうか、私はその例は聞いたことがない。日本でも聞かないな。とは言っても私個人が、調べる範囲は限定的なので、あるのかも知れないが。スープの伝説は、中国全土に及んではいないが、二千年ほど前からあるらしい。だが、この村はそのことだけでは、生まれ変わりが異常に多いことへの説明はつかない。ドキュメンタリーのなかでも言われていたが、磁場のようなものが働いているのでは、との話が出ていた。私も霊を引き付けるのは磁力と考えている。とはいえ、正解かどうかは判らない。と、ここまでは、三次元的時間経過に沿った、「前世」、「過去世」という捉え方で来たのだが、四次元的な捉え方はどうなのか?ダリル・アンカがチャネリングするバシャール。バシャールは、過去世というものは無いという言い方をしている。
三次元的な、という意味だと私は思った。四次元的な捉え方では、過去、現在、未来は同時にあるということになる。スピリチュアル界でいうとこころの、「今、ここ」だ。一枚のDVDに過去、現在、未来が同時に入っている。プレーヤーはどこからでもアクセス出来るのだ。過去、現在、未来は同時進行中であり、決して過ぎ去った或は、これから来るというものではなく、あくまで同時存在。だから、現在の自分、「今、ここ」の自分は、現世での問題点なり、疑問点が生じた際には、過去或いは未来の自己にアクセスし、その回答を得るという。言うなれば、それがハイアーセルフへの問いではないだろうか、私はそう考えている。
私と前世「海軍/武士/沖縄/北欧」
ここまでは、「前世」、「過去世」について、また転生というものの概略に終始してきたが、ここからは、「私の過去世」(と勝手に思っている。)を述べていきたい。その前に一つ、これに関する奇妙な感覚を述べる。私には、10歳頃~20代後半くらいまで、ある変わった感覚があった。変わったと言っても、自分以外の人に聞いたことがないので、どの程度変わっているかは、判らないところではある。それは、ふとした瞬間に、「あれ、これは誰だ。」と鏡の中に映し出された、自分の顔に思うのである。真の自分とは合致しない、何かを感ずるのだ。だがそれも、時間にして数秒ほど。それが過ぎればまた、いつもの自分に融合し、さっきの感じは何だったのだろうと、思うのだ。わずかな間、肉体の中にある別のもの、或は心と言ってもいい、分離するような感覚というか、どうも上手く説明できない。そんな経験を皆さんも持ってはいないだろうか。それが、恐らくは過去世を意識する扉のようなものなのかもしれない。では、これから私を例にとっての「前世」、「過去世」を述べて行く。
私の場会、特に印象が強いというか、自分の中にある性質、または習性から照らして、大きく五つに分けられる。その前にお断りしておくが、私のケースは先に申し述べてきた、諸外国の例ほど、強烈かつ、微に入り細部に至るというものではなく、あくまで印象ということ。では、まず一つめ、「大日本帝国海軍軍人」。これが頭に浮かんだ当初は、転生するにしては早過ぎじゃないかと思っていたのだが、転生の実例を調べるにあたり、意外や早くもないと知った。小学生の頃には、模型、いわゆるプラモデルを作っていたのだが、そのどれもが帝国海軍艦艇。まあ、時代的に戦争関係の模型は多かったのだが、とにかく艦艇のみだった。戦艦から空母、巡洋艦から駆逐艦、潜水艦等々。遂には長さ1m程度もある戦艦大和を買ってしまった。しかしこれは、完成後の置き場所の問題等の諸般の事情により、今だ、完成の日の目を見ず、実家の押し入れに格納されている。ちょっとしたプレミアがつくかもしれないな。む、関係ない話になってしまったようだ。他には月刊「丸」を愛読していた。この月刊誌は、戦史を中心に兵器、戦闘機、戦車や艦船等の紹介をしているのだが、海軍関連を重視している、それは、表紙に艦船が多く使われることでも想像がつく。だが、一番強く惹かれたのは、潜水艦なのだ。戦争関連の映画はかなり見たが、潜水艦ものは特別だ。洋画なら「眼下の敵」、「レッドオクトーバーを追え」、「クリムゾンタイド」、「ハンターキラー 潜航せよ」、邦画なら「ローレライ」、「真夏のオリオン」等々。これはもう、潜水艦乗りだったと言うしかない。ともかくも、私は子供の頃から海軍に傾倒していたのだ。
二つめ、三つめは一気に行く。まずは、「武士」。
どの時代かと言うと、これもまた、おぼろげな話なのだが、いわゆる軍記物、「平家物語」、「義経記」、「太平記」、「信長公記」、「太閤記」、こういったものを読んできた。その時代背景から伝わってくる感覚から、おそらくは、戦国時代だなと思う。「仁・義・礼・智・忠・信・考・悌」、南総里見八犬伝の八つの玉に記されている文字。八種の徳を現すという儒教由来のものだという。戦国時代と言えば、殺戮、親兄弟間での殺し合い、或は権謀術数に象徴されるが、私は、そんな中にも八種の徳を見出すのだ。戦友とは、そういった極限状況の中でしか見られない現象だと考えている。乱世には極端な事象が生ずる、それがプラスであろうと、マイナスであろうと。そこに強烈に惹かれるのだ。
小学生時代から軍記、時代小説、時代劇を好むというところにも、表れているように思う。次いで、「中華の将兵」。これも戦国時代、と言っても中国の話、春秋・戦国時代だ。「三国志演義」や「水滸伝」も勿論、読んだのだが、「春秋戦国志」のインパクトが強かった。他には宮城谷昌光氏の「重耳」、「晏子」、「介子推」、「孟嘗君」などの英傑譚、アニメでは、「キングダム」、漫画なら「東周英雄伝」。これらの作品の根底に流れるのは、日本の戦国時代同様の乱世の思想、そして八種の徳。私は、なかでも「義」に引き付けられる。それは、日本の戦国の比ではないのだ。私は、随分と以前のことになるが、中国に旅したことがある。土地としては、上海、蘇州、北京、桂林。建造物としては紫禁城、万里の長城、明の十三陵などを見たのだが、ここで引力を感じたのは、蘇州。斜塔で名高い、虎丘の雲岩寺塔がある。春秋時代の呉の国があった所だ。私は、春秋・戦国の時代、江南地方(韓国のカンナムではない。)の将兵だったのだろう。さて四つめだが、これは先の三つとは違い、戦の匂いはするのだがちょっと違う。それは「12~13世紀の琉球グスク時代の子供」。私は、古陶磁器蒐集の趣味を持つのだが、特に壺を好む。沖縄には、大正から戦前にかけて、壺屋で焼かれた琉球古典焼きというジャンルがある。
ある骨董店において、高さ約50cmはあろうかという大壷を見せて貰った。それを見た途端、自分の眼にはその大壷に重なって、典型的な南国の白い積乱雲と青い海が見えたのだ。これは自分に関係があるなと思い、その場で購入した。「沖縄」、そこは色々な意味で霊的な島だと思っている。それ故に、霊媒体質である自分にとっては、畏れがあり、行くことに躊躇があった。だが、この大壷を購入したことにより、縁を感じて沖縄行きを決めた。懸念されたことは何も起こらず、それよりも何も、懐かしさが溢れてきた。そしてあの、ステレオタイプとも言える、南国の白い積乱雲と青い海を眼にしたときは、自然と涙が出てきたのだ。「あ~、居たな、ここに居たんだな。」という思いが沸き上がった。12~13世紀のグスク時代とは、グスク=城なので、琉球王国成立以前の戦国時代だ。また戦国。つくづく乱世の好きな人間だなと思う。
実は、他にも惹かれたものがあるのだが、それは、「亀甲墓」。沖縄でカーミヌクーバカと呼ばれている。字のとおりの独特な形状をしている。亀甲墓は16世紀頃からということだが、これからすると私は、何度か琉球と呼ばれた時代に転生していたのかもしれない。四つめを子供としたのには訳があるのだが、それについては後述する。
では最後、五つめ、「北欧の王」。ずれずれ草第一回のリンネ先生の紹介にあったものだ。北欧と言えば、スカンジナビア半島、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー。統一王国の王という線もあるが、スウェーデン王が濃厚だ。だが、ここで気になることが・・。かなりの暴君であったらしい。何故、スウェーデンなのかについては、琉球と同様に後述することにする。この「北欧の王」については、他の事例と多少異なり、語尾が「~らしい。」という他人行儀な表現をしているのには訳がある。その時代の印象は他の例のように、現世において、何か、惹かれるものがあるということではなく、自己の性質の中にしか、存在していないようだ。先ほど、後述するとしたことについてだが、琉球グスク時代と北欧の王に関しては、霊能者の方にその当時のイメージを伝えられたということである。私自身では、漠然とした琉球への憧憬と時折、傲岸不遜になる己の性質というものだけがあった。だから、このイメージを伝えられた時は、非常に腑に落ちるものがあったのだ。
ここで一つ、この「王」についてのシンクロがあったことを申し述べる。ヒューマンデザインというものをご存知だろうか。これは、西洋占星術、東洋の易学等の古代の叡智と現代科学を統合させた、総合的知識体系とでも呼べるものらしい。それは個々人の「取説」でもあるという。デザインは大別して四つ。私の場合は、「マニフェスター」。これは王や宗教的な権威者として位置づけられる。図らずも、霊視の結果と同様となったわけだ。しかしながら、「王」の性質を持つとは言っても、現代社会では結構、はみ出すことになる。王が王であった時代は遥か昔日のこと。だが、一方でマニフェスターは平和を愛するとも記されている。
ヒューマンデザインは、発想的には、高次元から降りてきたようだ。創始者が直感で得たと言っているので、そうであろう。ヒューマンデザインは与えられたものではなく、全ての人が自分で選定した結果なのだろう。それは、霊的には、上下の区別など無い、ということからも言えるのではないか。いずれしろ、個々のデザインを、どのようして三次元で生かすのかは、自分次第ということではないだろうか。
さて、ここまで「過去世」について、私の例を挙げてきたのだが、ここで二つ、気付いたことがある。自分で書いておいて何だが、今まで文章化したことがなかったので、お許し願いたい。
一つは、現世に近いほど、過去世の嗜好が多く残されることであり、時代を遡るほど、内面の性質に残ることだ。そして今一つ、それは、琉球グスク時代の子供を含めて、全て男性、しかも乱世ばかりの過去世なのだ。女性として過ごした過去世もあったはずなのだが。(私は、男女としての転生回数は、直感的に同数だと考えている。)争い、戦いを好む「男性性」、平和を望む「女性性」。これは、前回(第三回)のずれずれ草で述べた、男女の型式だろうと思う。勿論、型式上のことなので、魂の選択結果次第では、この逆もあるだろう。女性の英傑がいないわけではないからだ。ジャンヌダルク、エリザベス1世、クレオパトラ、則天武后、神功皇后、そして近代では、男装の麗人、川島芳子がいる。これはあくまで、女性の中の男性性として捉えられよう。私の場合は、男性の中の男性性、女性の中の女性性を選択したように思える。女性性が平和を愛すると言っても、戦乱の世ではかなりのダメージを負ったであろうことは、想像に難くない。しかしながら、男性性に現れる殺戮はそう多くはないであろうと思うのだ。殺戮は魂に強い印象を刻むのではないだろうか。女性性が平和を追求するのであれば、魂に刻むのではなく、包含されるように思える。それ故に、その記憶を現世までは、持ち越さないのではないだろうか。今は「風の時代」、そしてそれは、「女性性の時代」とも称される。これについては、占星術とは関連性が無いとして、否定される向きもあるが、私は同一視している。(イメージとしては、男性、女性の、それぞれの中の男性性、女性性が統合されていく感じに思える。)かつて、暴君として生を送った者として、今生こそは、男性の中の女性性を見出し、世の平和に微力ながら貢献したいと考えている。いや~、長くなってしまった。少しどころではないわ。では、最後に一つ、ここに示した私の考えは、あくまで推測に基づく私見であることを申し添える。いつもそうなのだが、敢えて今回の稿については、強調しておきたい。神示有るか、神示無いかは、あなた次第なのだ。では、また次回に!
ずれずれ草
不健康法師
Messege from music
音楽は人を癒し、時に励まし、勇気を与えてくれます。
今夜の満月のメッセージを、音楽で表現するとしたら・・・
こんなテーマで1曲ご紹介したいなと思います。
といいつつ、全然音楽ではないんだけど・・・
宇宙人エイブラハムから教わった68秒間瞑想。
なんでも人は68秒間想像すると、強い創造のエネルギーが働くそうです。これは恋愛編ですが、普通のもあります。
次回のラディマガは・・・
次回の満月は7月24日。
人生変わる人、多そうだなぁ。
<ラディマガを誰かに紹介する時>
もしラディマガをどなたかに紹介したいなぁと思っていただけたら
以下のURLをコピペして相手の方にお送りください。
https://line.me/R/ti/p/%40jbw5144d
URLをクリックすると登録できるので
ご登録の際には必ず一言リンネにコメントを送るようにお伝えくださいね。
<ラディマガを解除する時>
ラディマガを解除したい時は友達欄の
「Radical Magazin」を左へスワイプし「ブロック」ボタンを押せばOK!
また読みたくなったら遊びに来てください笑