Radical Magazine vol.89 天秤座新月号 2021年10月6日
- 2021.10.06
- Radical Magazine
Radical Magazine vol.89
変化を生き抜く星の知恵
こんばんは、リンネです!
2週間って、本当にあっという間だよなといつも思います。
この間満月の話を書いたのにもう新月なのかと。笑
さて、10月の新月はハンターズムーンとインディアンたちが呼んでいたそうです。狩猟に良い時期みたいですね。水星が逆行する最中での新月、新しいことをはじめるのもなんだかな〜と思いますが、この期間は過去の人間関係を振り返ったり、連絡してみると良いですよ。
おっと、詳しいことは下に書いていきましょう。
それではラディマガ89号、スタートです!
新月のメッセージ
全体運
今回の新月は天秤座で起きています。
天秤座のキーワードは「パートナーシップ(仕事も恋愛も)」「男女関係」「夫婦関係」「腰痛」などなど。
また天秤というなの通りそれらのバランスを整えていく活動をしていきたい時ですね。
新月のサビアンシンボル
シエスタする人
A noon siesta.
※サビアンシンボルとは、星座ごとに30個割り当てられたシンボルのこと。ひとつひとつに意味があり、同じ星座でも同じ性格にならない理由がここにある。
身体を整えよう、休んだり回復の時間を大切にしよう!という期間になります。
夏が終わり、思いのほか身体はダメージを受けているものです。特に腰痛がひどい人はここでケアしてください。健全な魂は健全な肉体に宿るとはよくいったもので、身体が元気だと冷静に前向きに物事を考えられるものです。普段がんばっている人は考えてみてくださいね。
新月のお願い事
★ルール
・ゆったり、リラックスする
・紙にペンで書く
・お願い事は2個〜10個以内
・必ず「しました」のような完了形で書く
・他人は変えられないので自分の変化を書く
・10月6日~10月7日の13時までに行いましょう
★オススメの願い事
・断然、恋愛関係!
・企画や商品のアイディアなど
・出会いに関すること
仕事運
水星逆行が終わる10/19までは特に仕事関係のコミュニケーションに注意しましょう。変な伝言ゲームにならないように、しっかり丁寧に確認を行っておくとミスを防ぎやすいです。それでも起こることは起こるのですが、水星はそう大きな問題につながりにくいので必要以上に気にしないように気をつけてくださいね。
またこれまで積み上げてきた知識や経験、人脈によって仕事の成果が高まるときなので新しいことよりも過去を大切にしてみてくださいね。
恋愛運
恋愛運は好調です。積極的な行動が良い流れを引き寄せますから、躊躇せずに攻めましょう。ただ水星逆行で喧嘩になりやすい時でもあるので感情的にならないように気をつけてくださいね。冷静に話せば上手くいきます。穏やかに穏やかに。
12step fortune
※前回はお休みしたので、今回は未来予測のみ
★牡羊座
牡羊座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「ユメマボロシ」
「気」が宙に浮きやすいときなので地に足をつける意識を持つことが必要な期間でしたがいかがでしたか?妄想なども行き過ぎになりやすいときでした。この2週間の自分を振り返ってみよう。
今回の新月から2週間のテーマは「クロストーク」です。
コミュニケーションがあちこち錯綜して収集がつかなくなるやも。それだけ人との交流が活発になっていく暗示ですのでチャンスもあるでしょう。大事なのは目の前で起きている細かい、点に出来事に惑わされずできるだけ本質や共通点を見つけて対処していくこと。
★牡牛座
牡牛座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「周りが見えなくなる」
この期間は視野が狭くなり、心が閉じやすい期間でしたがいかがでしたでしょうか。無理はしませんでしたか?この期間を振り返ってみよう。
今回の新月から2週間のテーマは「心機一転」です。
慌ただしかった物事が落ち着いて心機一転、再スタートの時期に入ります。これまで気持ちがモヤモヤしていたりなんだか冴えない日々だと感じていたならば、ここから上昇していくので安心してくださいね。
★双子座
双子座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「冷静さをとりもどす」
考えすぎだった9月をすぎて徐々に持ち前の冷静さを取り戻せたのではないでしょうか。さて、冷静さを取り戻したあなたはこれから何をしていくんだろう?
今回の新月から2週間のテーマは「繋がりに感謝する」です。
人は1人では生きていけないとはよく言ったものです。1人で生きているつもりでも、今来ている服は誰かが作ったものであり、誰かが流通させたもの。そんなふうにあらゆるものとのつながりを感じ感謝することができるでしょう。そう考えたら日常のあれこれは些細な出来事に感じるものです。
★蟹座
蟹座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「遠くを見る」
目先のことばかりではなく社会や世界などのより大きな視野を獲得していくような時間だったかと思いますがいかがでしたでしょうか。これまでよりも広い視野を持つことはできましたか?
今回の新月から2週間のテーマは「電撃的な展開」です。
物事がスピーディに動き出す時期に入るようです。あなた自身も動きたいなと思うかもしれませんね。何かをはじめるには良いときですが、19日までは検討期間としましょう。
★獅子座
獅子座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「再び主役」
良くも悪くも目立ってしまうし、人生がドラマチックに展開しがちなあなた。これまで落ち着いていた人もいまは再び物語が動き出したかのような時間だったのではないでしょうか。
今回の新月から2週間のテーマは「愛の時間」です。
2人の間に愛の時間が訪れるでしょう。恋人や夫婦もそうだし、今は独り身という場合でも新しい恋の風が吹いてきますから心はポジティブに、前向きな気持ちで過ごすと良いですよ。
★乙女座
乙女座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「逃げられない日々」
9月に入ってからこれまで忙しい時間が続いているのではないでしょうか。こういう時はもう流れに逆らってもしょうがないので乗ることをお勧めしていましたがいかがでしたでしょうか。疲れてきましたか?
今回の新月から2週間のテーマは「支配者」です。
9月から続いている忙しさに揉まれているうちに、ついにあなたはこの流れを支配しはじめるでしょう。流されるのではなく、流れを上手くコントロールしていけるようになります。言い方を変えれば慣れて冷静になってくるってことです。
★天秤座
天秤座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「希望の架け橋」
未来に希望が持てるようなイベントやら出会いが起こりそうな運気の2週間でしたがいかがでしたでしょうか。どんどん前向きな気持ちになっていきましょうね。
今回の新月から2週間のテーマは「泰然自若」です。
泰然自若とは、何事にも動じず落ち着いた様子のこと。この言葉が示すように、腹が据わって多少のことでは動じなくなるのでしょう。また、そのように日々意識しておくことでトラブルが起きても冷静に対処することができます。
★蠍座
蠍座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「長い目で」
目の前のことに囚われていても仕方ないなと思えるような時間だったのではないでしょうか。死が訪れるまでにはまだ早い。日々起こることを楽しんでいきましょう。
今回の新月から2週間のテーマは「城を築く」です。
そろそろ人生の土台を再確認するときではないでしょうか。いまのままで良いですか?見直したり、整えておいた方が良いことはありませんか?あなたの足元をよく確認し、対処しなければならないことはしっかりと整えておきましょう。
★射手座
射手座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「審判が下る」
これまであなたが日々積み重ねてきたことに対する結果が出た時間になったのではないでしょうか。体調を崩した方もいれば仕事で良い売上をあげられたなんてこともあるでしょう。自身の結果を振り返ってみよう。
今回の新月から2週間のテーマは「恋人の時間」です。
恋愛や結婚はいまがチャンスかもしれませんね。人によってはそのようなタイミングが訪れるでしょう。あなたのパートナーを大切にしてください。独り身の方も恋のチャンスが巡ってきやすいので積極的に行動してみよう。
★山羊座
山羊座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「衝撃と崩壊」
少し驚くようなリセットイベントが起こりそうですよと前回お伝えしましたが、この2週間に何か起こりましたか?この期間にいろんな気持ちを感じるかもしれませんが、結果オーライになっていきますよ。
今回の新月から2週間のテーマは「絡みつく蔦」です。
一部の人は前回から引き続き愛情関連の問題が足元に絡み付いているような状況かもしれません。しかしいまは耐えどきだというメッセージが来ています。特にいまは水星逆行中なので19日までは下手に動かず、何かするならそれ以降に行動しましょう。
★水瓶座
水瓶座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「気持ちを受けろめる」
この2週間は目の前の人の気持ちを受け止めよう、というような時間だったと思いますがいかがでしたでしょうか。十分に受け入れてあげることはできましたか?
今回の新月から2週間のテーマは「安定の日々」です。
もしかしたら一部の方は少し物足りない日々かもしれませんね。そのくらい安定した平和な時間が過ぎていくでしょう。それをよく味わってみることです。変わらないことを楽しめるようになれば、立派な大人になった、ということではないでしょうか。
★魚座
魚座のあなたへ。
満月から2週間のテーマは「楽園凱旋」
ご褒美のような嬉しいことが起こりますよ、とお伝えしていましたがいかがでしたか?嬉しいことは記憶に残りにくいと聞くのでここで振り返ってしっかり味わっておきましょう。
今回の新月から2週間のテーマは「溢れる幸せ」です。
嬉しい気持ちが溢れるような、良いことが起きるでしょう。気持ちが溢れます。一部の方は一見してあまり良くないことのように思えるかもしれませんが、時間が経てばそれも大切な出来事だと感じることでしょう。また何か動こうと考えているなら、いまがタイミングです。
ずれずれ草
第六回 「三角形或いは三のこと」
序章
第五回から、多少、間があったが無事、第六回を迎えることが出来た。さて、今回のテーマだが、「三角形或いは三のこと」なのだが、これは、読んだままで三角形及び、数字の三に絡む事柄を、ずれずれ草的に解釈していくという試みなのだ。三角形・三という言葉を聞いて、何が連想されるだろうか。私が例を挙げるとするなら、魔の三角地帯、三種の神器、第三の眼、三位一体等々。こんなところを題材としながら、三角形或いは三に意味を見いだす、といった感じで進めていこうと思う。
第一章「童謡」
「さよなら三角、また来て四角」、この言葉をご存じだろうか?いつ頃からあるのかは、定かではないが、まあ、昔から存在する言葉遊びと言うか、童謡のようなものである。幾つかのバージョンがあるようだが、一つ挙げると、「さよなら三角、また来て四角、四角は豆腐、豆腐は白い、白いはウサギ、ウサギは跳ねる、跳ねるはカエル、カエルは青い、青いは柳、柳は揺れる、揺れるは幽霊、幽霊は消える、消えるは電球、電球は光る、光るは親父のはげ頭!」。多少は、中身の言葉が入れ替わっても、何故か最後の、親父のはげ頭は、共通性を持っているようだ。何だか、失礼くさい話でもあるような。因みに私は知らなかったのだが、マグドナルドのCMに使われていたこともあったらしい。ネットを渉猟していると、この言葉に関して、興味深い考察?を挙げている人がいた。
「さよなら三角、また来て四角」の冒頭部分だけなのだが、まずは、一本のみの対角線を引いた、四角形をご想像頂きたい。その四角形のある点から、出発し、元の点に戻ってくるルートがそれなのだという。一本のみの対角線を底辺とした、三角形を作り、それが出発点に戻ることにより、もう一つの三角形を形づくる。で、全体像は四角形となる。言われてみれば、「何だ!」となるが、これは意外や、気付かないのではないか?まあ、普段そんなことは考えない、と言ってしまえばそうであるのだが。とにかく、四角形には三角形が内包されているということなのだ。
第二章「三角地帯」
三角地帯と言えば、バミューダトライアングルが有名だが、この他にも幾つかある。日本近海のドラゴンズトライアングル、台湾付近のフォルモサトライアングル(これは、フォルモサの意味そのものが台湾をさす。)、米国最北端のアラスカトライアングル、同じく米国は、五大湖のミシガントライアングルと、意外にあるのだ。これらの共通項は、物質及び人間の消失。アメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機が行方不明となった、というような話だ。異次元への扉と言われる一方で、船舶の消失なら、巨大な三角波(ここで、三角が出て来るのも興味深い。)
或いは海底火山の噴火に伴う沈没などがあり、三角地帯の全てが異次元からの誘いではなく、科学的分析が正しい場合もあるようだ。物質及び人間の消失以外では、UMAの存在が挙げられるであろうか。ネッシーに代表されるような、未確認動物のことであるが、三角地帯には奇妙な動物が現れるという。ビッグフット、サスカッチ等の巨大類人猿も出没するらしい。これらは身長が2m以上とされているが、アラスカトライアングルに存在すると言われる、ヘアリーマンと呼ばれる巨大類人猿らしきものは、何と4mを超えるそうだ。しかもこれは、かなり凶暴で人間に害をなすと言われている。村一つを壊滅させたという話もある。三角地帯とは言われるが、バミューダは、明確な三角ではないという説もあるが、ここでは、あくまで三角形という設定で進めたい。
さて、今まで述べてきたような、巨大な三角地帯ではないが、異次元の扉かもしれない、という意味で取り上げたい場所がある。アメリカのユタ州にある、スキンウォーカーという名の牧場だ。ヒストリーチャンネルが放映する番組なので、ご存じの方もいるかもしれない。これは、超常現象というタイトルで出ていたので、私は当初、心霊的なものだと勝手に思って、視聴していなかったのだが、なんとはなしに観ると、UFOに関する内容だった。色々と超常現象が起きているのだが、一つ気になるものがあった。それは、牧場内の道路なのだが、ロータリーのような三角形で構成される個所がある。ここで、物質の消失的なことや、電磁波等の異常値が検出されるという。巨大な三角形ではなくとも、同様の現象が生ずるというのは、これは最早、言うまでもなく、三角形という形そのものに、その力が秘められている、ということではないだろうか。四角錐であるピラミッド、その側面は三角形である。それがピラミッドパワーと呼ばれるものの、根源の一つになり得るのではないか。
三角形が何故、異次元の扉となるのかは判然とはしないが、不可思議な力が働いているのは間違いなさそうである。その牧場の三角地帯の上空には、ポータルという異次元の扉が開き、中から何やら出てくるのだそうだ。(その上空だけに開くものではなく、色々な場所で開通するらしい。)それは、アニメ「BLECH」に出てきたような、虚圏(ウェコムンド)から現世に開く、黒腔(ガルガンタ)のようなものであろうか。蛇足ながらではあるが、ゴールデントライアングルという場所がある。黄金の三角地帯。これは、前述のような、物質消失のトライアングルではなく、世界有数の麻薬地帯であった。今では合成麻薬の拠点になっているらしい。物質の消失はないが、人間がそれを使用することにより、精神的なトリップ、言わば疑似的な異次元の扉を開けているのかもしれない。事程左様に「三角形」が謎を秘めているということである。
第三章「三という数字」
「三」という数字を冠する言葉、或はそれを含む言葉がある。「三位一体」、キリスト教の父と子と聖霊のことである。一般的には、この三つが一体、唯一神であるという教義である。では、我が日本ではどうか。「造化三神」という言葉があるのだ。造化三神は天地開闢の時に登場した神であり、その筆頭は、天之御中主、次いで高御産巣日、そして神産巣日の三柱からなる神々だ。三柱の神は、至高神なのだが、古事記等においても、記述が少ない。天之御中主は、一回しか現れない。謎の多き神々なのだ。続いては、「三種の神器」。八咫鏡、天叢雲剣(又は草薙剣)、八尺瓊勾玉だ。有り体に言えば、鏡と剣と玉のことだ。八咫鏡は、伊勢神宮、天叢雲剣は熱田神宮、八尺瓊勾玉は皇居に現存すると言われているが、様々な説があり、絶対ではないようだ。
古代イスラエルには、この三種の神器の原型とも言われるものが存在していた。聖書に記述がある。それは、「十戒が刻まれた2枚の石板」、「マナの壺」、「アロンの杖」である。これが失われたアークと共にあったという。これらは、疾の昔に失われてしまった。この古代イスラエルの三宝と日本の三種の神器、この共通性が、日猶同祖論(日本人とユダヤ人は、祖先を同じくするという説)の構成要素になっている。その他にも共通性は言われているが、今回のテーマとは離れるので割愛することにする。日本の流れついでにもう一つ、毛利元就の「三本の矢」だ。
最近では、○○○ミクスの三本の矢がある(関係ないが、三ツ矢サイダーもある。)、こちらは、近い話でもあり、覚えておられる方も多いであろう。これは一本より、二本、それより強いのは三本ということなのだが、では、四本はもっと強いだろうとなるが、そう単純ではなさそうである。大体にして我が国では、四は「死」に通ずるとして、敬遠されている。対して西洋では、エンジェルナンバーとして尊ばれる。ここで話は多少脱線するが、第一章「童謡」で述べた、四角形は三角形を内包するという話なのだが、この章では、一本の対角線としているが、通常どおりの二本の対角線にした場合、四つの三角形が含まれ、更に対角線の交点を、引き上げて、立体化させれば、ピラミッドになるというわけなのだ。
話を本線に戻すことにする。スピリチュアル系で「三」がついていると言えば、これはもう、「第三の眼」しかない。松果体がその正体だと言われ、古代人は、現人類より松果体がずっと大きいものだったらしい。人体の主要チャクラは七つだが、これは、その六番目(三の倍数である。)となる。超能力、霊能力発揮の源と言える器官だ。これら以外にも「三」にまつわる言葉はたくさんあり、ことわざ関連であれば、「石の上にも三年」、「三人寄れば文殊の知恵」、「三つ子の魂、百まで」等々。女神ならば、「ケルト三女神」、「ギリシャ三女神」、「宗像三女神」がある。
とにかく、挙げれば切りがないのである。「三」の数は、物事が安定する最初の条件と言われるが、私はそれだけではなく、四角形は、どう置こうと四角形、上下はないが(これもずらして置けば、八芒星となるのだが、ここでは無視する。)三角形は、置き方により逆三角形となる。上向き三角形と下向き三角形を重ねれば、六芒星が出来上がる、更に神秘性が向上するのである。魔法陣を形成する六芒星(実際には、五芒星やら、何やらある。)は、異次元の扉となるが、これは、その構成要素である三角形が関係しているのではないか。何しろ、我々の存在するこの次元は「三次元」。その三次元から四次元に通ずる扉となりうるのが、三次元の「三」を持つ三角形なのだろうか。残念ながら、いまのところは、これ以上の考察は出来ていないのが現状だ。
第四章「三に関するその他の事象」
この「三」に関する最後の章として、多少、毛色の変わったものを挙げてみたい。一つめ「三途の川」、二つめ「死に装束の天冠」、三つ目「四角院円々三角居士」。どれも霊的なものばかりではないか、と言うことになるが、私は、霊界も四次元も同じものの側面として捉えているので、これで良いのである。強弁はさておき、「三途の川」だ。この三途というのは、地獄・餓鬼・畜生の三つを指すそうだ。何ともおどろおどろしい話である。だが、良く考えると、地獄・餓鬼・畜生は判るが、川を渡ればそこに行かされるのか、或いはそれになるのか、と言えばそういう話でもない。
では、何故ということだが、他にも説があり、川の渡り方の相違というものだ。その三つの方法とは、善人なら橋を渡り、罪の軽いものは浅瀬を、重い者は、淵を渡るといったものであったようだ。時代が変遷すると三途の川の渡し賃、いわゆる「六文銭」(また、三の倍数になっている。)を払って渡るようになって行く。あの世も金次第ということか。二つめの「死に装束の天冠」についてだが、これは昔の葬儀で、棺に入る死者が、あの世に渡る時に着用する衣装の一部である。現代では、着用せずに棺に一緒に入れるという形を採っているようだ。
その一部というのが「天冠」(地方によっては、呼び名が変わるがここでは、天冠で行く。)だ。古い怪談に出てくる幽霊が、頭部につけている、あの三角の布のことである。ここに三角形が出るのだ。「天冠」の天の字だが、これは古く中国の商の時代に、人間の頭部を指した言葉であった。次の周の時代に上空を天と呼ぶようになる。人間の頭部は現代でも「脳天」と言うことがあるのは、このことに関係するということだろう。従って頭部=天で、それにかぶせる冠ということになる。
天冠が何故、三角形なのかということについては、諸説あるのだが、一説に、「鱗」、魚のではなく蛇の「鱗」であるという。龍は水に関連するものだが、その眷属として、いつの頃からか、蛇となったものであろう。水道の蛇口というように、水に縁がある。進化論的には、人間が海から繋がる生物とすれば、水に関連するだろうし、また、胎内にいる間は、羊水に浸かっているという事実もある。そして、霊魂は水場にいることが多い。川を渡る要素は、あるということである。別の見方をするなら、メソポタミアのシュメール文明の場合、地球外生命体である〇虫〇人の遺伝子を移植されたという関係(人間の脳には〇虫〇脳が存在する。)から、つまりは、蛇の鱗というのは、原点回帰をする、ということなのかもしれない。少し、三角形或いは三から離れたので軌道修正。三つめの「四角院円々三角居士」だ。これは鈴木清順監督によって、1980~90年代にかけて制作された、大正浪漫三部作と呼ばれる映画で、「ツィゴイネルワイゼン」、「陽炎座」、「夢二」のことを指す。(三部作の「三」だ。)先の戒名は、この中の「陽炎座」最終部分で松田優作が言うセリフである。
これは、明治生まれの作家、泉鏡花の複数の作品から抽出して制作された、と言われている。小説(昼春・昼春後刻という連作短編)では、ある女性が手帳に、丸と四角と三角を書き連ねているというものだ。これから「四角院円々三角居士」が来ている。映画の三部作は、二作目までは、1980年、81年と連作なのだが、最後の「夢二」は1991年。何故か、10年ほどの間隔がある。個人的には、一作目、二作目が良いと思っている。私の好きな不条理とは、ちょっと違うが、言わば幻想的と言ってよいのではなかろうか。興味を持たれた方は、観てみるのも一興ではないかな。
最終章
ここまで、四つの章立てで、三角形或いは三について語ってきたところだが、(最後になって気が付いたが、ここは「四」ではなくて「三」にするべきであった。)ここまで論った諸々の話は、往々にして都市伝説(特に三角地帯など)と言われるものの範疇に入りそうだが、そこは、私としては、存在するのであれば凄いことだし、そうでなければ、ロマンで良いと思っている。さて、結びとしては、というか、そこまで行っていないのが現状なのだが、取り敢えず結論めいたものとするなら、「三角形或いは三」は、我ら三次元に存在する者にとって、四次元への扉になり得るものではないかということである。では、それを如何にして使用すれば、扉は開放するのか、なのだが、それはまだ定かではない。やがては、判る時が来るかもしれない。その訪れを期待して、今回はこれにて終了する。では、また次回に!
ずれずれ草
不健康法師
Messege from music
音楽は人を癒し、時に励まし、勇気を与えてくれます。
今夜の満月のメッセージを、音楽で表現するとしたら・・・
こんなテーマで1曲ご紹介したいなと思います。
僕はシティポップと呼ばれるジャンルが特に好きなのですが
今日はそんな都会的で洗練された雰囲気の一曲をチョイス。
ナルバリッチ/Sweet and Sour
世界は相変わらず忙し足で追いつけない。
次回のラディマガは・・・
次回の満月は10月20日。
もう年の瀬が見えてくる時期ですよねぇ・・・。
<ラディマガを誰かに紹介する時>
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