太陽と冥王星がスクエア(90度)の相性(シナストリー)

太陽と冥王星がスクエア(90度)の相性(シナストリー)

月に引き続き、太陽と冥王星のアスペクトについて記そう。
月と冥王星の時に少し触れたのだが、コロナウィルスが発生した2020年4月頃から約半年の間に

「太陽と冥王星が90度になる」

異性が3人立て続けに現れ
さらに同性が1名現れた。
(同性は僕の冥王星に彼の太陽が90度)

今回の記事ではこの太陽と冥王星スクエアの経験について書いていく。

太陽と冥王星がスクエア(90度)だと何が起きる?どんな相性?

例えるなら真横から巨大なハンマーでいきなりホームランのごとく吹っ飛ばされるようなものだ。いったんこのアスペクトのエネルギーが発生してしまうと、まばたきする間もなく滅ぶ。大乱闘スマッシュブラザーズばりの飛び方だ。

ただ、個人差があるのかもしれないがこのアスペクトは出会ってすぐに発動するものではないらしい。少なくとも僕の場合はタイムラグがあり、約2週間というところだ。

一人目の太陽と冥王星スクエア

とはいえ最初のひとり目は出会って2週間くらいで発動した。具体的な内容はあまり詳しく書けないので直接会った時にでも聞いて欲しいのだが、急激に親密になって一気に疎遠になった。

冥王星はブラックホール。
特に太陽、月、火星、金星、その他異性関連の感受点とアスペクトすると出会いはじめは強烈に引き合うのだ。太陽は社会的な天体なので、出会いは仕事の延長だった。一度離れて以来、それきりだ。たまに風の噂で彼女の状況を耳にするくらい。

二人目の太陽と冥王星スクエア

二人目といっても、もともと何年も付き合いのある相手で、仕事上での関わりはなかった。ポイントはここ。太陽は社会的な天体なのでプライベートでは発動しないらしい

彼女の多くの天体に僕の木星だか金星だか割とポジティブな天体たちが60度(セクスタイル)していたからか温厚な関係を築いてきた。しかしひとたび太陽的な関係になった瞬間、太陽と冥王星のスクエアが炸裂したのだ。しかも我々はお互いの太陽に冥王星を90度だった。これは痛い。90度は痛いのだ。石井ゆかりさんなんかは筋トレの相性だと書いているが、冥王星がからむとかなりの痛みになる。

一人目から二人目にかけての太陽冥王星スクエアによってか、人生のコースがまったく別の方向へ舵をきることになった。僕は長年勤めていた会社を急遽退職し、起業することになったのだ。

三人目の太陽と冥王星スクエア

三人目もすぐに出現した。彼女は太陽だけでなく、僕の月と彼女の冥王星がコンジャンクションしている上に、彼女の土星も僕の月にスクエアしている。影響は2週間後に発生した。

極限状態の精神×鬱状態

こんな組み合わせを突きつけられるようなアスペクト連合軍だ。お腹いっぱいどころではない。自分でいうのもなんだか、この強力な星の軍団に耐えられるのは長年の心の筋トレのおかげとしか言いようがない。目下、僕はこのエネルギーを上手く活用し、高く高く飛び上がろうと画策している。

ハードアスペクトは魔術師のためのアスペクトだ。

水と油のように混ざらないものを混ぜ
錬金術のように新しいエネルギーに変換する。

不可能を可能にするためには
ソフトアスペクトでは勢いが足りないのだ。

よく西洋占星術の教科書には

「アスペクトのエネルギーを活用しよう」

みたいなことが書いてあるのだが
一体何人の占星術師がこういったハードなエネルギーを実際に活用できているのだろう?

「この世界でたくさん屍を見かけた」とは僕の星の先生の言葉だが、その通りだと思う。そのくらい難しく、占いの知識があったところでどうしようもない。心や魂、身体を鍛える、健康であること、様々な知恵と実践を繰り返して初めて活用することができる。

ところで・・・

四人目の太陽と冥王星のスクエア

これまでの三人のおかげで

「太陽側は冥王星側の発言に振り回される」

ことが体験的にわかっていたので、出来るだけ相手にプレッシャーを与えないように気をつけている。自分にはなんの悪気もなく深い意味もないのに、冥王星側の意見に必要以上に深く考えたり悩んでしまうのがこのアスペクトなのだ。

自分が体験したからこそ、他の人への影響を幾分かセーブすることができる。しかしそれでも時々相手が僕の発言を必要以上に受け取っている節がみられるので気をつけたいところだ。これまでの経験を活かして、プラスのエネルギーとして取り扱っていきたい。

以上、簡易的ではあるが太陽と冥王星のスクエア(90度)体験記でした。

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