セックスから人生の目的まで
- 2020.02.15
- コラム
吊り橋効果、という有名な言葉があります。これはディズニーシーのような非日常空間でちょっと気のある男の子とタワー・オブ・テラーなんかに乗っちゃうと、胸がドキドキして恋しちゃう、みたいな効果のことです。
人はギャップに弱いことがわかりますね。感情が揺れると判断力が落ちる。別にこれが悪いというわけではありません。あとで後悔しなければですけど。笑
世の中にはこのギャップ効果が至る所で使われています。電車広告やセールスマンの言葉なんてギャップのオンパレードですよね。
今僕の目の前には
「この教室が、セカイの入り口」
と、英会話教室のキャッチコピーが書かれた広告があります。これもちょっとしたギャップですよね。教室ってそんな大きなイメージがないけど、セカイの人たちと繋がれる扉なんだ、みたいな。
セールストークなんかだと、例えば20万円の浄水器を売ってる人がいて
「一台20万といっても水は365日飲むし、そう考えると最初の一年だけ一日547円の投資で翌年からはゼロ円で死ぬまで健康な水が飲めます」
こんな表現をするかもしれません。
なんとなくおトクな気がします。笑
今日のブログタイトルも、ギャップを意識してみました。セックスから人生の目的まで。これは占い師が占える範囲を表現しています。一応なんでも答えられるよ、ってことですね。
ところで、僕が占いを始めて以来覚えてる限りで外したな~と思う質問は2つだけでした。
ひとつは
「私の性癖を当てて」
というもの。笑
もうひとつは向いてる仕事でしたが、どちらの質問も間違えた理由は、僕が星の言葉を上手く翻訳することができなかったからです。
ちなみにその数年後
「私の苦手なセックスの体位を当てて」
という質問はなんとか正解しました。
(こんな質問ばかりされているわけではない笑)
占いをやってると本当に様々なことが起こります。一見下らないと思うような質問をもらうこともあれば、占い結果に涙を流す方など、いろいろ。ただどの質問が良くて、どの質問が悪いという風には考えていません。僕を試す人もいれば、最初から信頼してくれる人もいます。どんなことであれ、全て相手が決めることなので、特に気にすることはありません。
状況に関わらず遊び心を持ち、そして真剣に星と人と向き合うことが僕の仕事です。